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すべての「なぜ?」には理由がある Vol.2 – なぜ、Alohaは毎日の「食べる」を大切にするのか

代表コラム

「今日のランチ、なに?」
「いいにおいがする!」
「Alohaのランチ、大好き!」
子どもたちにとって、毎日の給食は楽しみな時間の一つです。
でも私たちは、給食を単に「お昼ごはんを提供する時間」だとは考えていません。

毎日食べるものだからこそ、大切にしたい。
食べることを楽しんでほしい。
さまざまな食材に出会ってほしい。
自分が食べているものが、どこから来たのかを知ってほしい。
その食べ物が自分のところへ届くまでに、たくさんの人が関わっていることを知ってほしい。
作ってくれる人への感謝を感じてほしい。
そして、食べることが自分の身体だけではなく、心の成長にもつながっていることを感じてほしい。

Aloha International Preschoolが創立以来ずっと「食育」を大切にし、園内で給食をつくり続けているのには、そんな理由があります。
今回は、毎日の「食べる」についてお話しします。

01|なぜ、Alohaは園内で給食をつくり続けているのか

Aloha北千住校には、週5日通っている子どもたちもたくさんいます。
幼児期の子どもたちにとって、毎日の一食は、身体をつくる大切な一食です。
だからAlohaでは創立以来、給食を園内でつくり続けています。

専属の栄養士が、子どもたちの成長を考えながら献立を立て、調理スタッフが毎朝早くから園内のキッチンで調理します。
大きなガス釜で炊く、炊きたての温かいご飯。
お野菜がたっぷり入った、温かいスープ。
そして、子どもたちの成長や食べやすさを考えながら、一つひとつつくられるおかず。

園内で毎日給食をつくり続けることは、決して簡単なことではありません。
人も、時間も、手間もかかります。
それでも私たちが大切にしてきたのは「毎日子どもたちが口にするものだからこそ、私たちの目の届くところで、心を込めてつくりたい。」という想いです。

 

02|安全・新鮮・さまざまな食材との出会い

Alohaの栄養士が、給食づくりで特に大切にしていることがあります。
それは、
「安全であること」
「新鮮であること」
「さまざまな食材を取り入れること」
です。

幼児期だからこそ、安全であることを何より大切にする。新鮮な食材を使う。
そして、いつも同じものだけではなく、子どもたちにできるだけ多くの食材と出会ってほしい。

栄養だけを考えて献立をつくればよいわけではありません。
どれだけ栄養があっても、子どもたちが「食べてみたい」と思えなければ、その食材との出会いは広がっていきません。
だから、子どもたちの年齢や食べやすさを考えながら、Alohaの子どもたちが大好きな、Alohaならではの味付けも工夫しています。

温かいものは、できるだけ温かいうちに。
炊きたてのご飯と、温かいスープ。
そして、「おいしい!」と思える給食を。

それが、Alohaが毎日大切にしていることです。

 

03|子どもたちの「おいしい!」が、キッチンまで届く

自園給食だからこそ、できることがあります。
それは、食べている子どもたちの姿が、給食をつくっている人たちのすぐそばにあることです。

「今日は、このメニューをとてもよく食べていました」
「このお野菜も食べられるようになりました」
「この味付けが子どもたちに人気でした」
「今日は少し食べにくそうでした」
そんな子どもたちの様子を、担任の先生たちが栄養士や調理スタッフへ伝えます。
そして、その声を次の献立や味付け、調理方法へとつなげていきます。

「Alohaの給食は、安全・新鮮・いろいろな食材を取り入れることを大切にしています。子どもたちが大好きなAlohaならではの味付け、温かい給食やスープを届けながら、実際に食べている子どもたちの反応を身近に感じ、担任の先生からの報告ももらいながら、給食も進化し続けています。」(栄養士の先生)

子どもたちの姿を見ながら教育が進化していくように、Alohaの給食も、子どもたちと一緒に進化し続けています。
これもまた、自園給食だからこそできることの一つです。

04|子どもたちが来る前から、キッチンの一日は始まっています

子どもたちがAlohaに登園してくるよりもずっと前から、キッチンでは一日の準備が始まっています。
毎日、安全でおいしい給食を届けるために、食材や衛生管理はもちろん、つくる人自身が元気でいることも大切にしています。

「いつも子どもたちにおいしいAlohaの給食を作ってあげられるように、自分自身の体調管理にも気をつけています。」(調理スタッフの先生)

朝早くから出勤し、必要なときには休日にも翌日の給食の準備をする。
その仕事の先にいるのは、いつも子どもたちです。
「子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら作ることは、とてもやりがいがあります。子どもたちに『おいしい!』と言ってもらえることが、やっぱりうれしいです。」(調理スタッフの先生)

毎日、子どもたちが何気なく食べている一食。
でも、その一食の向こう側には、献立を考える人がいる。
食材を準備する人がいる。
朝早くから調理する人がいる。
そして、子どもたちの食べる様子を見守る先生たちがいる。

一食の給食は、たくさんの人の手と想いによってつくられています。
そのことに子どもたち自身が気づいていくことも、Alohaが大切にしている「食育」の一つです。

 

05|毎日の給食にも、たくさんの「なぜ?」がある

Alohaにとって、「食べること」と「探究すること」は、別々の教育ではありません。
毎日何気なく食べている給食も、子どもたちにとって、たくさんの「なぜ?」に出会うことのできる学びの場です。

年少児では、「Nutrition(栄養)」をテーマにした探究を行っています。
その始まりは、とても身近な「食材に興味を持つこと」です。

「このお野菜は、どこから来たの?」
「どうやって大きくなるの?」
「お米って、どうやってできるの?」
「どうして、いろいろな食べ物を食べるの?」
そんな小さな「なぜ?」から、子どもたちの探究は少しずつ広がっていきます。

06|本物に触れると、いつもの食べ物の見え方が変わる

Alohaが探究の中で大切にしているのが「実物教育」です。
食についても、それは同じです。

園庭では、子どもたち自身が、きゅうりやナス、トマトなどの育ちの様子を見ることができます。
実際に触れて、毎日の変化を見る。
小さかった実が少しずつ大きくなる。
自分たちがいつも食べている野菜が、どのように育つのかを自分の目で確かめます。

お米について探究するときには、実際にお米農家さんをAlohaにお招きし、子どもたちのためにプレゼンテーションをしていただきます。
いつもお茶碗に入っている白いご飯。
でも、そのお米はどのようにできるのでしょう。
どれくらいの時間がかかるのでしょう。
誰が育てているのでしょう。
どんな手間をかけて、自分たちのところまで届くのでしょう。

本物を育てている人から直接話を聞くことで、子どもたちは気づいていきます。
自分たちが毎日食べているものは、当たり前にそこにあるわけではない。
そこには、たくさんの時間があり、手間があり、そして人の存在があります。

07|「何を食べるか」から、「なぜ食べるのか」へ

探究は、さらに食べ物の5つのカテゴリーへと広がっていきます。

それぞれの食べ物には、どんな栄養があるのか。
その栄養は、自分たちの身体の中でどんな役割をしてくれるのか。
なぜ、いろいろな食材を食べることが大切なのか。

先生に食べなさいと言われたから食べるのではなく、
「これをたべて、たくさん走れるようになるぞ」
「これを食べると、パパみたいに強くなるね」
「これは、食べ過ぎちゃだめなもの!これは、毎日食べてオッケー!」
そして子ども達は、「なぜ、この食べ物を食べることが、自分の身体に必要なのだろう?」と、自分自身の身体と食べ物とのつながりを考えていきます。

Alohaが子どもたちと一緒に考える「食」は、身体の成長だけではありません。

大好きな人と一緒に食事をすることは、自分の心にどんな気持ちを生むのだろう?
家族と一緒に食卓を囲むこと。
お友だちと「おいしいね」と言いながら食べること。
誰かのために食事をつくること。
自分のために食事をつくってくれた人がいること。
食事には、身体を育てる栄養だけではなく、
人と人をつなぎ、心を育てる力もあります。
Alohaの食育では、そこまでを子どもたちと一緒に探究していきます。

08|「ありがとう」も、子どもたちから生まれるAction

そして、ここでもAlohaの探究は「わかった!」で終わりません。

「このことを誰かにも教えてあげたい。」
「おいしかったって伝えたい。」
そんな気持ちも、子どもたちから生まれる大切なActionです。

毎日ご飯をつくってくれる家族へ。
お米や野菜を育ててくれる人へ。
そして、朝早くからAlohaの給食をつくってくれている先生たちへ。
「ありがとう!」
「おいしかったよ!」
「Thank you for the yummy lunch!」
と、自分の言葉で伝える。

それは、大人から「ありがとうと言いなさい」と言われたから伝える言葉とは、少し違います。
食べ物が自分のところへ届くまでを知った。
たくさんの人が自分たちのために関わってくれていることを知った。
実際につくってくれている人に出会った。
だからこそ、子どもたち自身の中から「ありがとう」が生まれる。
私たちは、そこにこそ食育の大切な意味があると考えています。

Alohaのお給食には、愛情があふれています。
それは、特別な日のための愛情ではありません。
毎朝、子どもたちが登園してくる前から始まる、毎日の愛情です。

園内で毎日給食をつくり続けることは、決して簡単なことではありません。
でも、キッチンのすぐ近くから、
「今日のランチ、おいしかった!」
「Alohaのランチ、大好き!」
という子どもたちの声が聞こえてきます。

そして、
「Thank you for the yummy lunch!」
と、給食の先生に伝える子どもたちがいます。

身体を育てるだけではなく、心も育てる。
それが、Alohaが大切にしている「食育」です。

食べること。
育てること。
つくること。
人と一緒に食べること。
誰かにつくってもらうこと。
そして、感謝を伝えること。
毎日の「食べる」の中にも、子どもたちの未来につながる学びがあります。
だからAlohaは、これからも毎日の一食を大切にしていきます。

次回は、「便利さ」だけでは決めることのできない、Alohaの一つひとつのルールの先にある「なぜ?」についてお話しします。

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2026年9月6日
タグ: 代表コラム, 感謝, 食育
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