すべての「なぜ?」には理由がある Vol.1 – なぜAlohaは「探究」を大切にするのか
今、たくさんのインターナショナルプリスクールやバイリンガルスクール、そしてさまざまな幼児教育・保育施設があります。
保護者の皆さまは、子どもたちが幸せな未来を生きていけるように、そして自分たちの手で豊かな未来を築いていけるように、
「どんな子どもに育ってほしい」と願っていますか?
どんな経験をしてほしいですか?
どんなことを学び、そして、これからの未来を生きていくために、どんな力を身につけてほしいですか?
きっと、単に「勉強ができる子」「英語が話せる子」ということだけではないと思います。
もちろん、英語力を身につけることは、子どもたちの世界を大きく広げてくれます。
世界には、さまざまな国や文化、考え方を持つ人たちがいます。
英語という共通の言葉を持つことで、出会える人が増え、知ることのできる世界が広がり、自分の考えを伝えられる相手も大きく広がっていきます。
だからAlohaでは、英語を母国語としない子どもたちにも、ただ「英語を話せるようになる」ことをゴールにするのではなく、英語を使って自分の考えを伝え、相手の考えを聞き、一つのテーマについてディスカッションできるところまで成長してほしいと考えています。
言葉は、知っているだけではなく、使いこなせてこそ、その真価を発揮します。
そして、その言葉を使って、
「私はこう思う」
「あなたはどう思う?」
「どうして?」
「もっと知りたい!」
と、考え、人とつながり、新しい世界へ踏み出していく。
私たちが子どもたちに育んでほしいのは、そんな力です。
01|Alohaが大切にする「探求する力」
インターナショナルスクールや幼児教育・保育施設、バイリンガルスクールなどのホームページを開けば、
「英語教育」
「探究学習」
「国際教育」
「充実したカリキュラム」
さまざまな魅力的な言葉が、同じように並んでいるようにも見えます。
けれど、同じような言葉を使っていても、実際に子どもたちがどのように学び、何を経験し、その先にどんな力を育てようとしているのかは、それぞれ異なります。
幼児期のこの数年間は、子どもたちの人生をつくる最初の土台となる、とても大切な時期です。
だからこそ、ただたくさんのことを教えるのではなく、「この環境が、この経験が、この子たちの未来にどうつながっていくのか」を、私たちはいつも考えています。
その中でも、Alohaの教育の大きな柱となっているのが「探究する力」です。
Alohaでは、子どもたちが自分で問い、考え、人の考えに耳を傾け、本物に触れ、自分なりの答えを導き出すことを大切にしています。
そして、そこで得た学びを「わかった!」だけで終わらせず、
「では、私たちには何ができるだろう?」
と考え、子どもたち自身の身近な世界の中からAction(行動)へとつなげていきます。
その学びをより深く、より豊かなものにするために、Alohaでは実物教育や社会科見学を大切にし、子どもたちの「知りたい」「伝えたい」という気持ちを、考え、話し合い、伝える力へとつなげることを重視しています。
Kindergartenでの探究学習は、すべて英語で行います。
子どもたちは、一つの探究学習を終えるたびに、「もっと知りたい」「もっと伝えたい」という気持ちを膨らませながら、驚くほど多くの新しい言葉や英語表現を身につけていきます。
今回は、そんなAlohaが大切にしている「探究」についてお話ししたいと思います。
02|「なぜ?」から、Alohaの探究は始まります
子どもたちの学びは、大人から与えられた「答え」だけで深まっていくものではありません。
「なぜ?」
「どうして?」
「これって何?」
「もっと知りたい!」
そんな子どもたちの小さな疑問や好奇心から、Alohaの探究は始まります。
子どもたちは、
「私はこう思う」
と自分の考えを持ち、
「あなたはどう思う?」
と友達の考えを聞きます。
そして、
「たのしい!」
「ふしぎ!」
「もっと知りたい!」
という気持ちを持ちながら、調べ、考え、試し、本物に触れていきます。

もちろん、最初から正しい答えにたどり着く必要はありません。むしろ、
「最初はこう思っていたけれど、違った!」
「お友だちの話を聞いたら、私はこう思った!」
「実際に見てみたら、思っていたのと違った!」
そんな経験をすることこそ、大切だと考えています。
人の考えを聞く。
自分で確かめる。
新しいことを知る。
そして、自分の考えが変わる。
そのプロセスを繰り返しながら、子どもたちは自分で考える力を育てていきます。
03|「わかった!」で終わらない。学びをActionへ
Alohaの探究には、さらにその先があります。
子どもたちが何かを知り、「わかった!」と目を輝かせる。
それは、とても素晴らしい瞬間です。
でも、私たちはそこで学びを終わらせたくありません。
その次に考えるのは、「では、私たちには何ができるだろう?」ということです。
大好きなパパやママのために。
お友だちのために。
自分たちの住んでいる街のために。
自然や生き物のために。
そして、この地球のどこかに暮らしている誰かのために。
「知った」「わかった」で終わるのではなく、「自分には何ができるだろう?」と考え、自分たちなりのAction(行動)へつなげていく。
幼児期のActionは、とても小さなことかもしれません。
でも私たちは、その小さな一歩こそ大切だと思っています。
自分の学びが誰かにつながっている。
自分の行動によって、何かが少し変わるかもしれない。
そんな経験を幼児期から積み重ねることで、世界で起きていることを「自分とは関係のないこと」として見るのではなく、人や自然、社会とのつながりに気づいていく。
そしていつか「自分たちの未来を、自分たちの手でより良くしていこう。」
そう考えられる人になってほしい。
それは、私たちがAlohaで国際教育を行う大きな理由の一つです。
04|本物を見なければ、わからないことがある
Alohaでは、探究の中で「実物教育」をとても大切にしています。
教室で写真を見るだけではなく、本物を見る。
動画で知るだけではなく、実際の場所へ行く。
先生から説明を聞くだけではなく、その場所で働いている人、実際にその仕事をしている人に会い、自分たちで質問する。
だからAlohaでは、探究のユニットに合わせて、社会科見学へ出かけます。
私たちにとって、社会科見学は単なる「遠足」ではありません。

教室で、
「どうして?」
「本当かな?」
「もっと知りたい!」
と生まれた問いを持って、本物の世界へ出かける。
そこで自分の目で見て、聞いて、感じる。
そして、
「思っていたのと違った!」
「本当にそうだった!」
「じゃあ、これはどうなっているの?」
と、また新しい問いに出会う。
その経験を教室へ持ち帰り、友達や先生ともう一度考える。
教室での学びと、子どもたちがこれから生きていく現実の世界をつなげる。
社会科見学は、そのための大切な探究のプロセスなのです。
05|「伝えたい!」が、英語を自分の言葉にする
Alohaの探究は、子どもたちにとってワクワクする学びです。
知りたい。
聞きたい。
試したい。
友達に言いたい。
「私はこう思う!」と伝えたい。
その「知りたい」「伝えたい」という気持ちがあるからこそ、英語を使う必要が生まれます。
Alohaの子どもたちにとって英語は、ただ覚えるための第二言語ではありません。
考えるための言葉であり、人とつながるための言葉です。
だから、英語で先生からの質問に答えられることだけが、私たちのゴールではありません。
自分の考えを英語で説明する。
友達の意見を聞く。
「Why?」「How?」と理由を尋ねる。
自分とは違う意見にも耳を傾ける。
一つのテーマについて友達とディスカッションする。
そして、自分が調べ、考えたことを人の前でプレゼンテーションする。
そうした毎日の積み重ねが、英語力だけではなく、コミュニケーションする力、プレゼンテーションする力、そして自分の考えを持ち、それを相手に伝える力へとつながっていきます。

冒頭でもお伝えしたように、言葉は使いこなせてこそ、その真価を発揮します。
私たちは、英語を学ぶために世界について学んでいるのではありません。
世界を知り、考え、人とつながるために、英語を使っているのです。
06|Alohaが育てたいのは、「未来をつくる人」
幼児期の子どもたちに、今すぐ世界を変えてほしいと思っているわけではありません。
でも「なぜだろう?」と思えること。
自分で考えてみること。
人の話を聞くこと。
自分とは違う考えがあることを知ること。
本物を見て、自分の考えをもう一度考え直すこと。
そして、「自分にできることはあるかな?」と考えてみること。
その小さな経験の一つひとつが、これから先の人生の土台になっていくと、私たちは信じています。
英語が話せることは、もちろん大切です。
でも、その英語を使って、何を考えるのか。誰とつながるのか。何を伝えるのか。そして、どんな未来をつくっていくのか。
Alohaが大切にしているのは、その先です。
子どもたちの未来は、子どもたち自身が築いていく。
だから私たちは、「探究」を大切にしています。
そしてこれからも、子どもたちの「なぜ?」を大切にしながら、一人ひとりが自分で考え、自分の言葉で伝え、人とつながり、そして未来へ一歩を踏み出していける教育をつくり続けていきたいと思っています。
次回は、Alohaが創立以来大切にしている「食育」についてお話しします。
なぜ専属の栄養士が献立を考え、毎朝園内で温かい給食をつくることを大切にしているのか。
Alohaのもう一つの「なぜ?」についてお話しします。







IB(PYP)指導認定者
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