2023年ユニット「Earth and Planet」
※こちらの記事は2023年にnoteで公開しているものです。
今年もあと僅かですね!
キンダーガーテン年中長児さんでは、今年ラストの探求ユニットとして、
「Earth and Space」を行いました!
このユニットはI、国際バカロレア(IB)のSharing the Planet(この地球を共有する)という大きな学びの枠組の中でカリキュラムした探求ユニットです。
私たちも子ども達と共に、とてもワクワクした探求を満喫することができました。
私たちは、子ども達に知識だけを教えることはしません。
子ども達自身が考え、気づき、導きだされる一人ひとりの結論だからこそ、本当の学びや成長、そして未来に繋がっていくことだと思います。
探求心を削ぐ教育は、例えばテストで良い点数を取ることが目的になってしまい、そのために決まった答えをひたすら暗記、決まった公式を暗記、決まった答えを求めることで精いっぱいになってしまい、探求する楽しさや心、本来の学びの大切さを忘れてしまうのです。
もちろん、知識得ることはとても大切なことです。
その知識を暗記するのではなく、どうのように得ることができたのか、得た知識から何を考え行動することができるのか、グローバルな視点で物事を考え身近なことから行動に移せる人が、子ども達の豊かな未来のために必要となることでしょう。
そのために、常に探求心を忘れてはいけません。探求心は、自主性を育み、私たち一人ひとりがこの世界の責任ある一人であることに気づかせてくれることでしょう。
それでは、私たちの探求を少しですが、ご報告します!
① 探求の最初のステップ・・・Tuning in
「宇宙って何?」子ども達にとって、宇宙とはどんなイメージなのか、どんなものがあると思うか、どんなことを今知っているのかを確認していきます。
子ども達から出る意見や知識は、これから始まる探求のためにとても大切な最初のステップです。
Finding out・・・さぁ、実際に探求開始です!楽しいアクティビティを通して、子ども達の探求心を引き出していきます。
惑星(Planet)って何?星は惑星なの?
地球や地球の周りには、どんな惑星があるのだろう!
惑星には、いろんな大きさや色、環境など特徴があるんだね。
それぞれどんな特徴があるのだろう。
なんでそれぞれの特徴がちがうのだろう。
私たちの地球も惑星の1つだね!
地球には、DayとNightがあるよね。
なんでかなぁ、なんで朝になったり、夜になったりするんだろう。朝太陽が昇って、太陽が沈んで夜になる。太陽が地球をまわってるの???ちがう?
確認してみよう!
私たちの生活にとても大切な太陽が影響しているんだよね。
太陽が地球をまわっているのではなかった!地球が太陽の周りをまわっているんだね。
そして、地球がローテーション(自転)しているから、太陽が昇ったり沈んだりしているように見えるんだね!
ところで、回っていたら、さかさまになったとき、下に落ちないの?
「グラビティ(重力)っていうのが、あるんだよ。地球の中心に引っ張られているから、私たちは、落ちないんだね!!!」
お水の入ったペットボトルを使って、実験してみよう♪なにがわかるかな?
太陽の周りをまわっている惑星は、地球以外にどんな惑星があるんだろうね。
ソーラーシステムって、何?
8つの惑星の特徴を調べたいな!年長さんがペアの年中さんを助けてくれながら、いっしょに太陽からの8つのプラネットの順番を確認したり、距離感を考えてくれました!
8つの惑星が太陽の周りをまわっている。
太陽から一番近い惑星は暑いね!遠い惑星は、きっと寒いね!
「ぼくは、ジュピターが一番好きなんだよ。大きいし、シマシマ模様も好きだな。」
「ぼくは、サターンが好き。リングがついててカッコ良い。リングって何でできてるのかな。」
「私は、熱いのがきらいだから、寒そうなネプチューンがいいな。毎日スキーができるかな。どれくらい寒いのかな。」
8つの惑星が太陽の周りをまわっているんだね。ソーラーシステムっておもしろいね。
自分たちで惑星になって、太陽の周りをローテーション(自転)しながら、レボリューションしてみよう!!!
太陽がのぼったりしずんだりするのはわかったけど、もう一つ地球から良く見えるものがあるよね。
ムーンは、どうなのかな。太陽と同じで、ムーンの周りも地球がまわっているの?
月って、どうしていろいろな形になるの?
このつづきは、また次回に報告しますね。
楽しみにしていてください。